1. 不動産売却の流れ 6ステップ
不動産を売り買いすることを不動産売買といいます。
今回は、不動産を売る方の売却について、わかりやすく、簡単に解説をしていきます。まずは、不動産売却の流れを見ていきましょう。
①査定を依頼する / ②媒介契約(ばいかいけいやく)を結ぶ / ③売却活動 / ④売買契約を結ぶ / ⑤決算・引き渡し / ⑥確定申告を行う
-
査定を依頼する
まず、不動産の売却をするための第一ステップは、不動産会社に、査定を依頼することです。売ろうとしている不動産の状況を見て、いくらの値段で売却できるのか見てもらうことをいいます。査定するに当たり、便利な一括査定というシステムもあります。不動産会社を調べて、1 社ずつ査定を依頼するのではなく、同時に複数の不動産会社に査定依頼をできるというのがメリットです。
査定には、売却する不動産の広さや、築年数といった情報で査定をする「机上査定」と、現場を直接確認して査定を行う「訪問査定」との2種類の査定方法があります。「机上査定」は手軽に査定ができますが、「訪問査定」の方が直接見てもらえる分、より正確な査定をすることができます。
-
媒介契約(ばいかいけいやく)を結ぶ
媒介契約とは、売主と買い主の仲介役となる不動産会社に正式に依頼をするということです。いくつかの不動産で査定をしてもらった場合は、自分自身で実際に依頼をしたい不動産を決定し、媒介契約をしたい旨を伝えます。契約を適当に結んでしまうのではなく、それぞれの契約形態のメリットやデメリットを比較して考えましょう。
-
売却活動
売却活動とは、不動産会社が行うものです。具体的には、インターネットや、チラシなどで物件情報を紹介し売り出すことをいいます。その活動内容は不動産会社によって、多少異なります。
資料を見た人が、購入したいと思えるようなオススメポイントなども、積極的に不動産会社に伝えるようにしましょう。その物件を見て、購入したいと不動産会社に連絡があった場合、物件見学が行われます。購入する意思があるということになれば、「買付証明」が提出されることになります。 -
売買契約を結ぶ
売買契約で重要なことは、買い主にメリットだけではなく、この不動産を購入した場合のデメリットまでしっかり説明をし、納得をしてもらう必要があります。
不動産会社は、買い主に都合の悪いことを隠すことはできず、建物の劣化状況や心理的瑕疵について、詳細に告知をする義務があります。その上で、買い主が購入すると決めた場合「売買契約を結ぶ」こととなります。 -
決算・引き渡し
買い主が代金の支払いを済ませたら、同時に「所有権の移転登記申請」を行う必要があります。これは、所有権を売主から買い主に変更する手続きです。「抵当権抹消」や「所有権移転登記」の手続きは司法書士に委託します。難しい言葉の手続きが多いですが、売主がやるべきことは、必要な書類を準備することだけです。
必要な書類は
・所有権移転登記の関係書類
(登記識別情報または、権利証・・固定資産評価額証明書・司法書士への委任状・印鑑証明・住民票など)
・抵当権抹消の関係書類
・建築関係書類、実測図など
などです。実際に必要となる書類は、不動産会社が教えてくれるので、準備するようにいわれた書類は漏らすことなく準備しましょう。 -
確定申告を行う
不動産を売却し、利益が出た場合は確定申告を行う義務があります。「譲渡所得」というものが不動産を売却して得た利益のことです。譲渡所得がない場合は、確定申告を行う必要はありません。確定申告は、不動産を売却した翌年の 3月15 日までに行う必要があります。適用できる控除や特例がある場合もあるので、損をしないように確認してみましょう。
2. 不動産売買のポイント
売却したい不動産を、早く高く売るために、大切なことは、まず適正価格で売り出すことです。相場からかけ離れた価格で売り出してしまうと、問い合わせる人が減り売れ残る原因となってしまいます。 不動産会社に査定をしてもらうことで、適正価格を把握することができますし、売れるための具体的なアドバイスをたくさんしてくれます。また、不動産会社によって強みや弱みというものがあるものです。
依頼する不動産会社選びが、不動産売買の重要なポイントであるといえます。 自分の売却したい不動産とマッチしている不動産会社を上手に選ぶことが大切です。しっかりとリサーチするようにしましょう。
3. まとめ
神奈川県横浜市旭区二俣川にあります「株式会社ハッピーハウス」では、不動産売買について、無料来店相談と、無料メール相談を実施しております。横浜二俣川駅中心の地域に密着しており、地元ならではの情報をたくさん持っています。また、「物件」と「お金」の両方をサポートし、お金に関わることのケアを重要視しています。ぜひ、お気軽にご相談下さい。